NV420 特徴その2・・・うんちく
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2001年01月02日更新
東陽システム株式会社
車速センサー
スピードメーターワイヤーに回転センサーを接続する方法の他、エンジンコンピュータから速度パルスを取る方法があります。
パルスのタイプは637rpmと1400rpmに対応し、n=1から25が設定できます。
表示器はLED
砂漠やシベリアなどの気温のキビシイ環境では液晶表示器は充分な動作をしません。
低温では表示動作が遅く、高温では真っ黒になってしまいます。
最近の液晶はOKかもしれませんが高価です。
また前面にガラスを使用しているためチョット不安です。
本機は温度範囲の広いLEDを使用しています。
耐震設計
ガタガタ道を走る場合は相当な振動があり機器へのダメージが予想されます。
接触不良対策のため本機内部にはコネクター、ICソケットは使用していません。
筐体は1mm厚の鉄製、パネルは2mm厚のアクリル板を使用しています。
防塵対策
砂漠を1週間走行すると一般の機器では相当の砂埃が機器内侵入してしまいます。
スイッチはO-リング付のものを使用し、板金接合部はシール処理を行っています。
本機は防水ではありませんが予算の許す限り防塵・防滴対策を施してあります。
スイッチ
平面ゴムシートスイッチやタクトスイッチは使用していません。
押し応えのあるクリック感の良い押しボタンスイッチを使用しています。
24Vでの使用
DDコンバーターを内蔵し、電源電圧は8Vから30Vの広範囲で使用できます。
スタンバイ電流も最大0.3mAと少なくバッテリーに負担をかけません。
その他
半田はアルミットKR−19RMA(NASA御用達)を使用しています。
機器の取付方法はLアングルを使用し13種類の取付方法ができます。
本機の裏面はコネクタのデッパリがなくスッキリ設置できます。
LEDの輝度はCDSにより夜は暗く昼は明るく自動調整しています。
ヒューズ交換の不要な自動復帰ヒューズを使用しています。
前面パネルは光の反射が少ないノングレアのアクリル板を使用しています。
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