設計を行う前の確認事項(2/4)です。
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(1/4)システム編(12K bytes)
・(2/4)回路設計編 (このページです)
(3/4)基板設計編(19K bytes)
(4/4)ソフトウエア編(8K bytes)

2016年 3月19日更新
東陽システム株式会社
Copyright(c) 2000 Toyo System Corporation
All Rights Reserved

製品開発の前に、各編の内容を充分考慮し明確にして下さい。
安易な気持ちでの製品開発は失敗の元です。
不明点はご相談願います。

製品や図面の記述方法には各社の標準や方針があります。
全てオマカセなら当社としては簡単なのですが、
御社製品を設計するに当たり、後々トラブルの無いよう事前に下記の内容について確認をお願い致します。
設計過程で新たな問題の発生が予想されますが、その場合は随時ご相談致します。 

回路設計編
1. 回路設計について
1.1 設計方針
性能優先、部品点数優先、サイズ優先、価格優先にしますか。
1.2 使用部品
部品集約の容易な汎用部品を使用しますか、部品納期が悪くても性能、サイズ、部品点数を優先しますか。
1.3 使用環境
温度、湿度、振動、周囲の様子、可能なら用途をお知らせ下さい。
使用する部品を選定します。
2. 回路図の書き方について
2.1 図面枠のスタイル
(1) 当社の標準スタイルでよいですか、御社のスタイルにしますか
(2) タイトル、図番、社名には何と記述しますか
(3) 設計日、設計、調査、承認欄には何と記述しますか
2.2 回路部品シンボル
(1) 当社の標準シンボルでよいですか、御社指定のシンボルにしますか
(2) コネクタ、ICのピンに信号名などのコメントを入れますか
当社では必要な箇所に入れています。
(3) コネクタのピン番号の振り方
当社標準は1、2、3、4ですが1A、1B、2A、2Bのスタイルにしますか。
3. 部品について
3.1 部品メーカーの指定
(1) 当社の標準メーカーでよいですか、無指定にしますか、御社の指定メーカーにしますか
(部品表には部品サイズ、定格などが記述してありますので代替品は容易に選定できます)
(2) 当社の主な標準メーカー(敬称略)        
IC TI、東芝、日立、マキシム、JRC、マイクロチップ、ナショセミ
ROM、RAM TI、東芝、シャープ
トランジスタ 東芝、NEC
ダイオード ローム、東芝、サンケン
抵抗 KOA、ローム、BIテクノロジー
コンデンサ 村田、ローム、ニッセイ
電解コンデンサ 日本ケミコン
コネクタ ヒロセ、日圧、オムロン、サトーパーツ
スイッチ 日開、フジソク、オムロン、アルプス
コイル FDK、OEL
LED スタンレー、東芝
水晶 キンセキ、トヨコム
その他
    
AMD、FDK、JEL、MOT、TDK、TOKIN、URD、イータ、ソニー、エプソン、レイケム、トコス、パナソニック、サンハヤト、ホシデン、タカチ、リード、テイシン、マックエイト、日本電波、浜フォト、北陸電気、水谷、東光、菅野電機、和泉電気、三菱、潤工社、石塚電子、北川工業、丸三電機、板東電線
3.2 部品の種類
(1) Dip、ラジアル品を使用しますか、SMD(チップ品)を使用しますか
SMDの場合は部品のサイズを指定して下さい。
(2) 集合部品を使用しますか
抵抗、ダイオード、トランジスタなど。
部品は高価ですが、製造コストは安くなります。
(3) 指定の部品はありますか
特殊部品の場合、カタログがあればコピー願います。
(4) コネクタのピン数指定はありますか、任意でよいですか
4. 外部接続機器について
4.1 外部接続機器
(1) 仕様を明確にして下さい
(2) ケーブルの長さ、種類を明確にして下さい
4.2 保護回路
入力、出力信号に保護回路を入れますか、不要ですか
5. 部品番号について
5.1 主な部品番号のプリフィックスは当社標準では次のようにしていますが、指定はありますか。
IC
トランジスタ
ダイオード
コンデンサ
コネクタ
フィルター FL
スイッチ
LED LD
コイル
テストポイント TP
6. 電源供給について
6.1 供給方式
コネクタにしますか、ねじ止め端子にしますか、指定はありますか。
コネクタの場合メーカー、型名の指定はありますか。
6.2 電源フィルター
誤動作防止のため電源フィルターを入れますか、不要ですか。
7. 設計上の配慮について
(1) 調整・検査用のテストポイントを付けますか、不要ですか
(2) 基板取付穴のサイズはφ3.2にしますか、φ3.5にしますか
穴の周りにパターンを設けますか、不要ですか。
(3) 基板から筐体へのアースは必要ですか
取付穴と共用しますか。
ジャンパーでアースに落とす、落とさないの選択ができるようにしますか。
(4) 回路図にコメントを記述してもよいですか
タイミングチャート、信号の説明など。
8. 調整仕様書について
量産時に、動作確認のための調整仕様書は必要ですか、不要ですか。
9. 回路図関係の提出物について
9.1 ブロック図
ブロックダイヤグラムは必要ですか、不要ですか。
必要な場合
印刷物として提出しますか、PDFファイルにしますか。
9.2 回路図
A3で印刷しますか、A4に縮小して印刷しますか。
PDFファイルとして提出しますか。
9.3 部品表
印刷物として提出しますか、Excelファイルとして提出しますか。
9.4 CADファイル
(1) PADS Logicのデータファイルは必要ですか
(2) 部品ライブラリーファイルは必要ですか
10. 見積金額について
(1) 将来の回路変更は見積に含めておきますか
含める場合、どの程度にしておきますか。
(2) 設計のミスがあった場合、修正費用はどうしますか
100%完全な設計はできません。

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TEL、FAXでも可能です
(TEL受付は年中無休9時〜24時、不在の場合あり)
東陽システム株式会社
〒192-0911
東京都八王子市打越町1489
 
TEL. 042-637-3653
FAX. 042-637-3654
担当 荻山 正生
 (MASAO OGIYAMA)
E-mail tysy@nifty.com
URL  
http://tysy.g.dgdg.jp/
Skype 東陽システム


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